高倉健 あなたへ 感想

高倉健さん追悼企画として、
TV朝日で放映された映画「あなたへ」を見ました。

この作品が遺作になるなんて思ってもいませんでした。
見終わって感慨深いものがありました。

一昨日は、フジテレビで放映された「南極物語」、
昨日はBS-TBSで放映された「駅STATION」を見ました。

「あなたへ」は、
その２本の映画からおよそ３０年の時を経て制作された映画です。

当然ですが、高倉健さんもそれだけの年齢が加算されたわけで、
３０年前と比べるとお顔は当然老けてきています。

でも、８０才を過ぎても、背筋はきちっと伸びていて、
健さんはカッコいいんです。

男の中の男であり、８０才を過ぎてもセクシーなんです。
海外の俳優でいえば、ショーン・コネリーもそうですよね。

「あなたへ」は、妻の遺言により、その遺骨を妻の生まれ故郷の海に散骨するための旅に出る
刑務官の男の物語ですが、配役も豪華です。

ビートたけし、佐藤浩市、綾瀬はるか、草薙剛、
主役クラスの俳優が脇役として健さんをサポートしています。

しかし、脇役でその存在が一番光っていたのは、大滝秀治ですね。
大滝秀治もこの作品が遺作となってしまいました。

監督は長年、健さんとの名コンビとして数多くの名作を制作した降旗康男さんです。
健さんとの次回作を準備していたようで、
健さんの突然の死去に降旗康男監督のショックは大きいでしょう。

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しばらくは、健さんの映画を見まくろうと思っています。
それが自分なりの供養です。

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